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さくらのクラウドでCentOS8用のスタートアップスクリプトを整備する
さくらのクラウドのCentOS8のアーカイブが正式リリースされた。
これに合わせて、以前からメンテしているセットアップ・バッチをCentOS8に合わせてアップデートしたので紹介する。コードはこちら。
また、CentOS7に関する解説は以前の記事を参照していただければ。
[続きを読む]さくらのクラウドでスタートアップスクリプトを連動・整備する
サーバ作成時の環境整備の手法は数多あるが、個人的には
- クラシックで
- 変化が少なく
- メンテしやすい
方法がいいかな、と思う。そうするとだいたい、バッチをsshで流し込む方法にたどり着く。バッチはエディタで編集するだけなので、変化も少ないしメンテも簡単というわけだ。
だがこの方法は一番最初のセットアップの諸々の作業の自動化が難しい。そこで、最近サーバを作るといえばクラウドの仮想サーバばかりなのだし、この自動化機能のひとつである「スタートアップスクリプト」を活用しようと思う。
スタートアップスクリプトの原理は非常に単純だ。コンパネで書いたbashのスクリプトを、サーバ作成時にディスクに書き込んでしまい、起動時に自動実行するというものだ。スクリプトにはうまい仕掛けを施して、最初の一度目だけ実行したら自分を消してしまうようになっている(残すこともできる)。MS-DOS世代にはautoexec.batを連想させる仕組みだ。サーバ起動時に行う決まりきったコマンドラインやバッチ処理なら、スタートアップスクリプトにコマンドを書き連ねるだけで、大抵の作業は完璧にこなせる。詳しいことはオンラインマニュアルをご覧いただきたい。
スタートアップスクリプトの欠点を強いてあげるとすれば、スクリプトの編集をコンパネに任せざるを得ず、バージョン管理などが難しいことだ。だが実はこれは簡単に改善できる。スタートアップスクリプトを「GitHubからスクリプトを読み込むコード」にしておき、実際に処理したい作業はGitHubでメンテナンスすればよいのだ。というわけで以下に具体的な方法を示そう。
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