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プログラマになるということ

なんだか最近、〇〇になるためにはどんな勉強をしたらよいですか? と聞かれる機会が増えている(たぶん年をとったせいだと思う)。こういう質問に5秒で答えないといけないときには「好きなことをやればいいんですよ、人から言われたことをやるなんてナンセンスですよ」と言ってお茶を濁すようにしている。これは自分にとっては真理だ。自分がコンピュータに出会ったのは14歳のときだったが、そのときからこれまでの間、興味を持った事柄以外のことは熱心に勉強しなくなってしまったからだ。まあその結果、学校の成績はひどいことになったけれど…。

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だがしかし、この種の質問に真面目に答えるべき理由はちゃんとあるし、これまた最近の傾向として、じっくり時間をかけて考えるヒマもある。そこで技術の棚卸しをやろうかなという気分でいるのだ。というのは、何かになるという目的を達成するにはどんな知識を身に着けるべきかを考えなければならず、そうなると関連分野を一通り見て回らねばならず、ということは自分(あるいは質問者)の狙っている最終的な目標に対して、どんな技術が必要なのかを調べ上げてリストアップし、それに対してどのようにアプローチしたらいいかを考えなければならなくなってしまうからだ。

ところが、これがまたうまくいかない。突き詰めてみると自分は「興味を持ったことをとことん追求すれば、技術力は勝手についてくる」論の信奉者なので、そもそも「どんな勉強をしたらよいか」という問いそのものに矛盾を感じてしまうのだ。それって自分でやりたいことが分からないって意味だよね、と。

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さて話はガラッとかわりまして

オンラインゲームのプロジェクトに関わっていたころの話なので、たぶん2005年のことだったと思う。ゲームの開発はボストンのTurbineという会社がやっていた。そのゲームを日本語化して、こっちのデータセンターに置いたサーバ上で動かして日本のユーザに遊んでもらうというのが基本的なコンセプトだ。そのために仕様書をもらい、スペックを満たしたシステムを組んでいかねばならない。ある程度の自由は許容されているが、勝手をやってゲームのクオリティを下げるわけにはいかないのでエンジニアリングのチェックもあったりする。そういうわけでボストンへ出向いて打ち合わせもやるし、ボストンからエンジニアが来てこちらのシステムをチェックするということもあった。プロジェクトの間に、ボストンから日本へ、エクゼクティブも含めて10人ぐらい招いたと思う。

エクゼクティブはそれなりの接待を受けるが、エンジニアはエンジニア同士で、ということで、来日したTurbineのエンジニアの面倒は自分が見ることになった。当時は英語ができる社員があまりおらず、相対的に自分が、英語が得意な社員と見なされていた。これはまったく不合理な話だった。何しろ自分は高校生のとき、英語で留年しそうになったぐらい成績が悪かったのだ。そんな自分より英語ができないってどういうことだ? 全員留年したってことか? まったく不可解極まりない……。まあ実のところ、みんな英語で話をするのが恥ずかしいというだけのことなのは分かっていたので、それ以上は突っ込まなかったが。

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ネット時代に読むパイドロス

高校生の頃に愛読していた「ご冗談でしょう、ファインマンさん」に、哲学専攻のゼミで「一個のレンガは本質的対象か?」という議論をするエピソードが出てくる。ごく簡単な質問でも、哲学のゼミが紛糾してしまうという、哲学嫌いなファインマン先生らしいエピソードのひとつだ。自分にも似たような経験がある。やはり高校生の頃、とある先輩によくある議論を吹っかけられたことがある。

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「とある大きな森の中で、1本の木が倒れたとする」
「はあ」
「あまりにも大きな森なので、それを目撃した人間は一人もいないのだ」
「へえ」
「そのとき、その木は倒れたといえるか? お前はどっちだと思う?」
「それは倒れたんでしょう」
「……即答だなあ、何でそう思うんだよ」
「だって先輩、最初に木が倒れたって設定しましたよね。だから倒れたんじゃないですか」
「いや俺が言いたいのは、誰も見ていない事象は発生していないとも言えるのではないかと」
「まあそうかもしれませんが、でも最初に『木が倒れたとする』って言いましたよね、だから倒れたんじゃないんですか」

まあ、こんな調子だった。

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COMPCOOLERを試してみた

最近の小学校は5月に運動会をやる。自分の時代からは考えられない話だが、まあそういうことらしい。5月なら涼しいからいいかなあと思いきや、異常気象はさらに上をいくようで、結局30度の炎天下のなか運動会をやることになってしまった。

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抽象化とメタ思考

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人と議論をしていると、ときどき抽象化という言葉について説明しなければならないときがある。しかし「抽象」という概念は非常に抽象的で、説明が難しい。「メタ」という言葉も説明が難しいという意味でよく似ている。自分は何気なく抽象化を使いこなし、メタな議論をしているのだが、それをどうして、どうやっているのかをうまく説明できない。これは本当に使いこなしていると言えるのだろうか、と当然ながら疑問が沸く。

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