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片頭痛ログを振り返ってみる

前回の記事で、頭痛ろぐというアプリを使って片頭痛日記を付けている話をした。このアプリにはデータをダウンロードする機能があるのだが、2014年12月から今日までのデータがあるので、切りよく2015年1月~2019年12月の5年間のデータで分析してみることにした。

データをCSVでダウンロードすると、UTF-8でLFフォーマットされていることが分かる。これをテキトーなサーバに落として、Perlで処理しやすく加工する。ちょっと面倒なのが「睡眠中に治まりました」フラグだが、まあこれも適当にナニしておく。

さて自分の5年分のデータを振り返ってみると、1821日間に307回頭痛が発生していると記録されていた。これは5.93日に1回の計算になり、週に1回以上の頻度ということになる。ちょっと絶望的な気分になった。

経緯をグラフで見てみよう。まずは1年ごとの回数の遷移だ。

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片頭痛に悩む人のためのガイド

おばあちゃん(父方の祖母)の思い出と言えば、いつもアイスノン(いまちょっとググってみたら、今もまだ売ってるんだ! 驚いた)を鉢巻き代わりに巻いていた姿だ。それぐらいおばあちゃんは筋金入りの片頭痛持ちだった。その血を継いだ親父は7人兄弟だったのだが、親父も含めて親戚中が片頭痛持ちだらけだった。自分も中学生ぐらいから始まって、今までずっと片頭痛に悩まされ続けている。

片頭痛とは

片頭痛は、ときどき偏頭痛と書くこともあるが、主に頭の片側、特に右か左のこめかみあたりに発生しがちな、特徴的な痛みのある頭痛を言う。よく言うのは、脈拍にあわせてズキンズキンと痛むという表現だ。だがこれには個人差があって、必ずしも片側だけということはないし、必ずしもこめかみが痛むわけでもない。

片頭痛は、脈拍に合わせて痛むため、動きたくない、できればじっとしていたいという気持ちが大きくなる。鼓動を大きくすると頭痛もひどくなるからだ。どれぐらい安静にしていないといけないかというと、うっかり寝返りを打つとひどくなるとか、腕を上げるとひどくなるとか、そんなレベルだ。

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やりたいこととやるべきことの峻別

まつもとりーさんがこんなブログを書いた。

この中で、研究所での取り組みをもっと紹介していこう、という話がでてくる。となれば自分も書かねば、ということで「やりたいこと」の話を取り上げてみたい。

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「学生時代にしか出来ないことをしてね」とは、本当は言いたくない

企業にいて面接官をやっていると、学生に対してこれに近いことを言う機会が結構ある。あるのだが、慌てて弁明させていただくと、当の学生から質問を受けるので仕方なく答えているのだ。その質問というのがこうだ。

「就職までにどんなことを勉強したらいいですか? あるいはどんなことをやっておくべきでしょうか?」

これに対して、自分はこんな風に答えるようにしている。

「就職すると、イヤでも会社の命令に従うことになるので、就職する前にそんなことを聞くのはやめた方がいいですよ。そんなことより、今やれることをやっといた方がいいです。ちゃんと勉強して、卒業してください」

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このような質問は以前から頻繁に受けていて、社内ではFAQになりつつある。とうとう、答えの方まで紋切り型になってきてしまい、「学生時代にしか出来ないことを」「今しか自由時間はない」「悔いが残らないように」みたいな答えを付け加えてくる面接官が現れるようになっている。自分は聞かれない限り答えない主義なので先回りはしないが、周囲の人は時々先に言ってしまうようになっている。今時の学生がこういうことを言われる機会が多いのは、これが理由だと思う。

だが、やっぱりこういうことは言うべきでないと、自分は強く思う。どう聞いてもお節介か、お説教にしか聞こえないからだ。

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原典主義者が語るUNIX哲学的面倒臭さ

CentOS8で初めてlsのクォート機能を見たとき、真っ先に思い出したのが「UNIX原典」という本に載っていた「UNIX環境におけるプログラム設計」という論文だった。これは1984年に出た本で、学生の頃にプログラミングの師匠に貰ったものだったが、特にお気に入りが前述の論文だ。で、これをもう一度読もうと思ったら、オフィスのどこかに紛失してしまって見つからない。仕方がないのでもう一冊買ってしまった。

UNIX原典

ところで該当の論文は、原著がPDFで公開されているので、もしその気があるならこちらで読める。

今回はこの論文の内容を紹介したい。

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