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年別アーカイブ: 2019

fail2banでsshスキャン対策を強化する

syslogを集めているKibanaを毎朝眺めているのだが、ときどき多数のログが集中して記録されている山があることに気づいた。システムパフォーマンスには異常が出ていないものの、ある種のDOS攻撃を受けているようだ。

なんか山がある
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fail2banのBanリストを眺めてみる

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fail2banを運用しているとBanした、解除したというログがたっぷり溜まることになる。fail2banのお陰でサーバには問題が生じないが、どこからどんな攻撃が来ているのかということに興味が沸いてくる。ということで、IPアドレスのリストを逆引きしてどんなことが分かるか調べてみることにした。

普通ならここでGeoIPでも引くところだろうが、それは普通の人ならできることなので、みんなはあまりやらないこと、つまりAS番号を引いて相手がどんな事業者を使って繋いで来ているかを推測してみよう。

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ZZに見るviの無比性

ZZの話 をするたび、多くの人が「なぜ自分はZZを使わないか」をひどく熱心に語ってくれる。まあ人にはそれぞれ事情があるのだろうから、別に使わないでいるのは自由だと思うし、なんならEmacsを使っていただければよいのではないかと思うのだが……。最新のエピソードは「右手でシフトキーを押せないので大文字のZが押しづらい」という話だった。ちなみに自分は左手をちょっとずらして、左手の小指でシフト、薬指でZを押している。viを使うにあたってホームポジションがずれることに抵抗はない。さもないとhjklでカーソル移動なんてできっこないのだ。

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さてまつもとりーさんのブログの追記や前後のTweetを見て、自分なりに「なぜ人はZZを使わないのか」を考えてみた。その結果ひとつの仮説が浮かび上がってきた。それはZZがviを終了させるにあたって、他のエディタにはない特徴があるということだ。

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Fluentd/Elasticsearch7/Kibana7でsyslogを管理してみる

Elasticsearchの最新版は7.xであることに、どういうわけか前回の記事公開してから気づいたので、大慌てで書き直しをした。やっぱり本家のインストールガイドをきちんと読まないといけないよな、ということで改めてFlutentdでsyslogを集めてKibana7で閲覧する環境を整えてみる。

全体の構成はこんな感じだ。

構成イメージ
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viのZZのこと

実をいうとZZのことは書かないつもりだったのだが、成り行きで書いた方がいい雰囲気になってきたので書くことにした。viに関する記事は2週間ぐらいのうちに別途公開予定なので、本論はそちらで語りたい。今回は完全に脱線だ。

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最近の若い人(まあ自分はそう言う権利はあると思う)は、だいたいviを終了するのに :wq を使う。だがこれには問題がある。ファイルをtouchしてしまうのだ。自分にとっては不用意なtouchは不要なmakeなどにつながるので困るのではないかと思うのだが、近年のコードの管理手法や、必ずしもコンパイルしなければならない訳ではない開発環境や、コンパイルに一晩かかるわけではない強力なマシンの普及などによって、touchされても問題ないという向きなのかなと考えるようになった。が、なんだかよくよく話を聞いてみると「ZZなんて知らない、だいたい:wqと:qと:q!を習うので使い分けている」などというのだ。それはまったく困った話だ。

実際、巷にあふれている入門書や、繰り返し掲載される雑誌の記事などを見ると、viの終了コマンドとして「保存して終了します」などと称して:wq、「書き込まずに強制終了します」と:q!を紹介して終わり、というようなケースが多い。ZZを紹介しないのだ。そういうわけなので、そんなものがあると知らない人が増える一方なのだ。

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