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あつ森のサーバーを分析してみる

あつまれどうぶつの森でやることといえば、「サーバー」を入手して地下室にデータセンターを作ることだ。

発売から1か月、タヌキ商店がアップグレードされて3日目の高額商品がサーバーで、ようやく手に入れることができた。あつ森のラックは、ぶつ森時代に比べてはるかに高精細になっており、搭載装置もサーバーだけではないようだ。そこで本稿では、どんな装置が搭載されているのかを分析してみたい。

サーバーの前面

前面を見て分かるのは、サーバらしき装置が6台、最下段にグリル状のベゼルでカバーされた装置が1台、最上段に謎の装置が1台の合計8台で構成されたラックということだ。ファクタが分からないので何とも言えないが、村人と比較すると44Uぐらいにみえる。しかし装置のサイズは感覚的にはせいぜい3U程度にしかみえない。3U×8=24Uではまったく足りないが、あつ森世界ではEIA規格は通用しないのかもしれない。

サーバについては「どっかでみたようなデザイン」という印象が強い。中心の丸いロゴと横に伸びる直線は15年ぐらい前のDELL PowerEdgeを強く連想する。

参考: DELL PowerEdge1950の外観

ちなみに、とび森のサーバーの方がPowerEdge感は強かった。

参考: とび森のサーバー(とラックルームの例)

あつ森サーバーに戻ろう。背面はこんな感じ。

サーバーの背面

非常に凝った作りになっている。サーバにはRJ-45の口が2つ、電源ユニットもコネクタが目視できるほど作りこまれている。ほかにもUSBっぽいコネクタや電源ランプっぽいものが付いている。残念ながらケーブルが差さっていないため、どうやって電力を供給しているのかは謎である。もしかしたらこれは予備ユニットで、給電はラックの横面から別に行っているのかもしれない。

最上段および最下段の装置は手掛かりが少ない。比較しやすいように、両方を張り付けて並べてみる。

前面と背面を並べた比較図

最下段の装置は、前面のグリルと背面のファンの量から見てストレージ装置のように思える。こういう種類の構成では非常に典型的な装置だし、見た目もよくあるタイプなので、ストレージと見なして間違いなさそうだ。

最上段の装置は判断が難しい。よく見ると8つのユニットからなる装置だとわかる。ひとつのユニットには棒グラフ上のインジケーターと、2つのLEDランプがついている。棒グラフは何かの容量を表しているように見えるし、色は何かの警告なのかもしれないが、量と警告との相関はないようだ。2つのLEDも一定のリズムで交互に点滅していて、ランダムな要素が見当たらない。こういう装置は見たことがないので判断しづらい。候補としては;

  • テープドライブ?
  • UPS?(にしてはバッテリーがへたりすぎ??)
  • なんらかの通信装置??(Ethernet以外の何か???)
  • もしかしたらブレードサーバ

ぐらいだろうか。何かアイディアのある方がいたらぜひ教えていただきたい。

あつ森のサーバーは側面もよくできている。

サーバーの側面

これがどれぐらいリアルかというと、まあ実物を見ていただくのが早いかな、ということでこちらをご覧いただきたい。

とあるラックの例

質感がリアルに再現されていて、思わず笑ってしまうほどだ。なおさくらインターネットでは最近は黒が不評で、最新ゾーンでは白いラックが使われている。黒いと、作業をするとき手元が暗くなって視認性が落ちるからだ。

あつ森世界では「サーバー」は10万ベルもするので部屋いっぱいにするのが大変なのだが、小物もそろえてそれっぽく作り上げていきたいと思っている。

1日のお取り寄せ上限が5台というのもキビシイ

参考リンク