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年別アーカイブ: 2020

Molochをインストールしてみる

Molochはネットワークを流れるパケットをすべてキャプチャし、統計できる解析ソフトだ。公式サイトによると、ラージスケール対応で、オープンソースで、パケットをインデックスしサーチできる、とある。これはなかなか面白そうなので、ちょっと試してみることにした。

ちなみに自分はMolochと聞くと、NetHackのGehennomで祭られる邪神を連想してしまい、とても心穏やかではいられない。FAQを読んでみたが、なぜMolochなのか、なぜフクロウなのかは分からなかった。

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あつ森でデータセンターを作ってみる

あつ森では数えきれないほど多種多様なアイテムが登場する。普通の家具のほか、どうしてこれをラインアップしたのかなと思うような意外なモノが出てくる。あるいは存在しないものもマイデザインを駆使したり、一見関係なさそうなものを代用することで、それっぽく見せることができる。そうした工夫で箱庭的なジオラマを作るのも、あつ森の楽しみの一つだ。

というわけで本稿では、自分が作ってきたデータセンターを紹介する。

センターの外観

センター外観

家の左側に置いてあるのは非常用発電機だ。当センターの電力は、詳細がよく分からないが商用電源が給電されていて、これまで一度も停電したことがない。しかし万が一の備えは必要だ。というわけで非常用発電機をここに設置している。右に見えているのは、常用の空調設備が不足の時に利用する追加の冷房設備だ。左右にグレーチングの蓋が見えるが、これは空調用外気の取入/排気口だ(マイデザインを張り付けてある)。

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あつ森のサーバーを分析してみる

あつまれどうぶつの森でやることといえば、「サーバー」を入手して地下室にデータセンターを作ることだ。

発売から1か月、タヌキ商店がアップグレードされて3日目の高額商品がサーバーで、ようやく手に入れることができた。あつ森のラックは、ぶつ森時代に比べてはるかに高精細になっており、搭載装置もサーバーだけではないようだ。そこで本稿では、どんな装置が搭載されているのかを分析してみたい。

サーバーの前面

前面を見て分かるのは、サーバらしき装置が6台、最下段にグリル状のベゼルでカバーされた装置が1台、最上段に謎の装置が1台の合計8台で構成されたラックということだ。ファクタが分からないので何とも言えないが、村人と比較すると44Uぐらいにみえる。しかし装置のサイズは感覚的にはせいぜい3U程度にしかみえない。3U×8=24Uではまったく足りないが、あつ森世界ではEIA規格は通用しないのかもしれない。

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事務PCをSwitchBotでリブートする

さくらインターネットでは、仕事で使うPCはすべて会社から支給される。このときいろいろな選択肢がある。

  • いわゆる「事務PC」。DellのNLXファクタWindowsマシンか、ノートPCか、MacBook的なもの(よく知らない)などの4種類ぐらいから選べる。ラインアップされたスペックで十分な場合、納期が非常に早くて便利。
  • 指定買い。プログラマなどで、CPUやメモリなどにこだわりがある場合、事務PCで間に合わない、カスタマイズしたい場合にこちらを選べる。当然ながら納期が長くなるが、自由度は増す。
  • 自分で買って清算する。なんなら部品から買い集めて作り上げてもよい(が、内部監査とISMSがあるのであまり無茶はできない)。

というわけで社内では比較的野放図にさまざまなマシンが動いている。ちなみに機器は3年間リースが強く推奨されており、3年で買い替えになるため、愛着があっても手放さざるを得ないことになる。古いマシンを使っていると情シスから連絡が来て、買い替えないイイワケをひねり出さないといけなくなるのだ。

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コーラと指輪

自分はアルコールに対してアレルギーがあるので、飲み会でもコーラを飲む。ところでコーラを頼んでコーラが出てくればいいのだが、コーラに似た別のものが出てくることがあるのでちょっと面倒だ。コーラに似たものというのは、

  • コーラなのだが調合を間違えたもの。ギリギリ許せるものから、ただの炭酸水までさまざま
  • ダイエットコーラなどの人工甘味料でできたもの。コーラではない
  • ペプシ。ペプシはペプシで、コーラではない
  • その他サードパーティー品。何はともあれ、コーラではない

まあ要するに、コカ・コーラ以外の物は困るということだ。なので「この店ではコーラは飲めないな」と判断できれば、ジンジャエール(ウィルキンソンなどと贅沢は言わない。カナダドライもおいしくいただける)で妥協する。

コーラと言えば、瓶コーラが一番おいしいというのは都市伝説で、グラスに注いでしまえば違いは分からない。なぜならボトリング会社が生産しているコーラは1種類で、それをビンやカンやペットボトルにそれぞれ詰めているからだ。以前友人がブラインドテストを設計してくれるという話が持ち上がったのだが、結局実施には至らなかった。自分は被験者の立場なので、どうしてもやれと強く言える立場でないのだ…。手順を作ったうえで、誰かに実施してもらうという手は残っているかもしれない。自分としては、コーラとペプシなどのコーラでないものを区別するのはごく簡単だと思っている。

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