Zabbix4.0(proxy)をCentOS8にインストールする

自宅LAN環境をZabbix監視するに当たっては、クラウド上にあるZabbixサーバから監視をするのだが、ルータマシンにzabbix-proxyを入れて、それを経由して自宅LAN内を間接的に見るという手法を取っている。ルータマシンのリプレースに伴って、zabbix-proxyもインストールしなおす必要が生じた。

Zabbixのダウンロードページを見に行くと、CentOS8はリリースされたばかりでまだ未対応のようだ。

2019年10月1日時点のダウンロードページ
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自宅LANを整備する(CentOS8のNAT設定)

自宅のLAN環境は、自慢するほど特別なことはしていない。自分はラックを置いたり、専用線を引いたり、full routeを貰ってBGP運用をしたりはしていないので、そういうネタを書くことはない。本稿はごく普通の自宅LAN環境を再構築するにあたってメモを残し、3年ぐらい後の自分の備忘録にするためのものだ。

要件のようなもの

自宅のアクセス回線は玄関に設置されたマルチメディアボックスなる箱の中に終端されている。

若干いじってあるが、だいたいこんな感じ
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CentOS8はどれぐらい変わったか(パッケージ編)

初めてのCentOS8のインストールに当たっては、カジュアルにMinimumグループを選んだ。CentOS7の頃は特に問題を感じなかったからだ。もちろんMinimumはあれもこれも入っていないので、追加しなければならないパッケージは多い。が、少なくとも必要最低限は入っていると期待できた。それよりもよく分からないパッケージグループを選んでコンテナなんちゃら、とかをインストールされるよりはマシと思うのだ。

が、CentOS8のMinimumをインストールして、tarが入っていないことに気づいたとき、これはヤバいなと考え直した。今回のメジャーアップデートにおいては、yumdnfに移行するという結構大きな変更があったが、同時にパッケージの作り直しも行われたわけで、よくよく調べておかないと大事なものがなくなっているかもしれない。

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自分はGUIインストーラは信じていないので(選択肢が少なすぎ、選択の幅も狭すぎ、結局思ったようにはインストールできない)、Minimumでインストールした後でコンソールから調整するか、最終的にはKickstartでインストールできるようパッケージおよびグループリストを完成させることを目指すことにする。

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CentOS8 (Minimum) インストールしてとんでもなかったこと一覧

そのうち記事にするが、急いでCentOS8をインストールする用事があったので、リリース直後のCentOS8を物理マシンにセットアップしてみた。するとなんだかいろいろ奇妙なことが起こるので、一覧にしていくことにした。もしかしたら随時アップデートするハメになるかもしれない。というか備忘録を作らないと最終的な調整のために追い付かないような気がするので。

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ワイルドカードはいつ開く?

Unixを使っていると、ちょっと不思議に思う瞬間というのがある。たとえばこんなときだ。

scp remote.host:some/path/* .

このコマンドの意図は明確だ。リモートホストの、ホームディレクトリのとあるディレクトリにあるファイルを全部コピーしたいのだ。だが、これはどうして正しく動作するのだろう。そもそも*はだれがどのタイミングで展開してくれるのだろうか。

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Unixでは、ワイルドカードはshellが開く。コマンドは、ファイル名に展開された後のリストを受け取る。ワイルドカードが100個のファイルにマッチすれば、コマンドは100個のファイルを引数として受け取ることになる。さて問題は上記のscpの場合だ。scpはローカルのファイルシステムではなく、リモートのディレクトリを読み取らなければならない。このような場合はどうなるのだろうか。そもそも、scpを起動するとき、shellはどういう動作をするのだろう。

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