原典主義者が語るUNIX哲学的面倒臭さ

CentOS8で初めてlsのクォート機能を見たとき、真っ先に思い出したのが「UNIX原典」という本に載っていた「UNIX環境におけるプログラム設計」という論文だった。これは1984年に出た本で、学生の頃にプログラミングの師匠に貰ったものだったが、特にお気に入りが前述の論文だ。で、これをもう一度読もうと思ったら、オフィスのどこかに紛失してしまって見つからない。仕方がないのでもう一冊買ってしまった。

UNIX原典

ところで該当の論文は、原著がPDFで公開されているので、もしその気があるならこちらで読める。

今回はこの論文の内容を紹介したい。

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fail2banをCentOS8にインストールする

サーバにグローバルIPアドレスを付けるとportscanが激しいので、対策が欠かせない。fail2banは手軽な対策手段なのでオススメなのだが、その原理はscanを検知するとiptablesやfirewall-cmdを使ってフィルタをかけるというものだ。CentOS8になってiptablesからnftablesに移行したのだが、fail2banがきちんと動作するのかが心配になる。これを確かめてみよう。

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NASをautofsでマウントする

autofsを使い始めたのは1993年ぐらいで、なんだかとっても昔のことだ。そもそも今どき利用している人がいるのか、ちょっと自信がない。ただ、今でもちゃんとautofsはメンテされているのだから、きっと需要はあるのだろう。そういうわけでautofsの紹介と導入手順を説明する。

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Zabbix4.0(proxy)をCentOS8にインストールする

自宅LAN環境をZabbix監視するに当たっては、クラウド上にあるZabbixサーバから監視をするのだが、ルータマシンにzabbix-proxyを入れて、それを経由して自宅LAN内を間接的に見るという手法を取っている。ルータマシンのリプレースに伴って、zabbix-proxyもインストールしなおす必要が生じた。

Zabbixのダウンロードページを見に行くと、CentOS8はリリースされたばかりでまだ未対応のようだ。

2019年10月1日時点のダウンロードページ
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自宅LANを整備する(CentOS8のNAT設定)

自宅のLAN環境は、自慢するほど特別なことはしていない。自分はラックを置いたり、専用線を引いたり、full routeを貰ってBGP運用をしたりはしていないので、そういうネタを書くことはない。本稿はごく普通の自宅LAN環境を再構築するにあたってメモを残し、3年ぐらい後の自分の備忘録にするためのものだ。

要件のようなもの

自宅のアクセス回線は玄関に設置されたマルチメディアボックスなる箱の中に終端されている。

若干いじってあるが、だいたいこんな感じ
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