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片頭痛ログを振り返ってみる

前回の記事で、頭痛ろぐというアプリを使って片頭痛日記を付けている話をした。このアプリにはデータをダウンロードする機能があるのだが、2014年12月から今日までのデータがあるので、切りよく2015年1月~2019年12月の5年間のデータで分析してみることにした。

データをCSVでダウンロードすると、UTF-8でLFフォーマットされていることが分かる。これをテキトーなサーバに落として、Perlで処理しやすく加工する。ちょっと面倒なのが「睡眠中に治まりました」フラグだが、まあこれも適当にナニしておく。

さて自分の5年分のデータを振り返ってみると、1821日間に307回頭痛が発生していると記録されていた。これは5.93日に1回の計算になり、週に1回以上の頻度ということになる。ちょっと絶望的な気分になった。

経緯をグラフで見てみよう。まずは1年ごとの回数の遷移だ。

若干減っているようにも見えるが、すごくよくなっているという印象はない。月ごとの回数もグラフ化してみよう。

なんとなく周期があるようにも見えるが、判然としない。頭痛が少ない時期よりも、多い時期の方が半年近くに渡って続くように見える。ちなみに今年の8月は、暑い最中に外出して熱中症になりかけたのもあって1週間ぐらいずっと頭痛というひどい時期があったせいだ。

さて、季節ごとの差異はあるのだろうか、と思って月ごとに回数を数えてみた。

このグラフは5年分を積み上げたものだ。比べてみると9月~12月は少ないので、寒い時期は少ないのかなとも思えるが、一方で1月~3月は多いので、そうでもないようにも見える。年度によって、寒い時期と暑い時期、それぞれに多かったり少なかったりするので、気候に左右されているようではないように思える。

さて、では曜日ではどうだろう。

これは比較的顕著に傾向が出ているような気がする。土日に多いのはいわゆる週末頭痛というやつだろう。だが月曜日がもっとも多いのは意外だった。週末に頭痛が多い理由はよく分からない。いろいろな説が言われている — ストレスから解放されて逆に頭痛が増えるとか、朝寝坊からくる睡眠過多が原因とか、月曜日に頭痛が多いのは、日曜日の夜に夜更かしするのが原因かもしれないし、そうではないかもしれない。実は頭痛ろぐは睡眠のログも取っているので、そちらと突き合わせることもできる(が、面倒なのでやりたくない)。

さて頭痛ろぐなのだが、正直に言うと発生時刻などは正確に都度都度記録できているわけではないので、回数以外はあまり当てにならない気がしている(実は継続時間についても集計・グラフ化したが、そういうわけでお見せしないことにした)。この辺もっと自動化を進めて、何もしなくてもさっさと記録されて、集計も全自動なら楽でいいんだけれど、そんなことより頭痛そのものを無くしてほしいので、まあ5年に一回ぐらいカリカリと集計するのがちょうどいいのかな、と思う。